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発売順(移植・リメイク作等は省略) テイルズ オブ ファンタジア テイルズ オブ デスティニー テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン テイルズ オブ エターニア Part1 Part2 テイルズ オブ ファンダムVol.1 テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 テイルズ オブ デスティニー2 テイルズ オブ ザ ワールド ~サモナーズ リネージ~ テイルズ オブ シンフォニア テイルズ オブ タクティクス テイルズ オブ リバース テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 テイルズ オブ ブレイカー テイルズ オブ レジェンディア テイルズ オブ コモンズ テイルズ オブ タクティクス外伝 テイルズ オブ ジ アビス Part1 Part2 テイルズ オブ エターニア オンライン テイルズ オブ ヴァールハイト テイルズ オブ ザ テンペスト テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー テイルズ オブ ファンダムVol.2 テイルズ オブ イノセンス テイルズ オブ ザ ワールド マテリアルダンジョン テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士- テイルズ オブ ヴェスペリア テイルズ オブ ハーツ テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2 テイルズ オブ バーサス テイルズ オブ グレイセス テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) テイルズ オブ グレイセス エフ テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー 3 テイルズ オブ エクシリア テイルズ オブ イノセンスR テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ テイルズ オブ エクシリア2
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テイルズ オブ 大辞典 +目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ 大辞典 発売日 2002年12月19日 出版 双葉社 編著 ファイティングスタジオ 商品画像 コメント ファンタジア、デスティニー、エターニア、なりきりダンジョン、ファンダムvol.1の5作品から4000項目を超える用語を解説。 関連リンク 関連項目 被リンクページ ネタページ:チャット ネタページ:メル 関連商品:た行 関連商品:シリーズ全般 ▲
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登録日:2012/11/19 Mon 22 06 13 更新日:2024/02/06 Tue 23 15 57NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 PSP TOP なりきりダンジョン ガラスの花 クソゲー クソゲー←主に戦闘以外 ゲーム タンス ダメイク テイルズ テイルズオブシリーズ バンダイナムコ リメイク ワンダーモモ 原作レイプ 天海春香 黒歴史 かけがえのない ものをさがしてく――― 『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』とは、2010年8月5日に発売されたPSP専用ゲーム。キャッチコピーは《真実と向き合うRPG》。 テイルズオブシリーズのファンなら知る人ぞ知る隠れた名作『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』(以下初代なりダン)をリメイクした作品。 それと同時になりダンの前作『テイルズ オブ ファンタジア』のリメイク版『フルボイスエディション』に追加要素を付けた「クロスエディション」を収録しているという豪華仕様である。 この項目では主に前者を解説していく。 ファンの間では《リメイクして欲しいテイルズ》に初代なりダンが挙げられる事が多かったが、一向にリメイクされる様子は無かった。 マイナーな作品な為、他のテイルズ オブ シリーズになりきり師の双子がゲスト参戦する事もほぼ無かった(一応なりダン3で出たが) もう無理なのかと内心思いつつも、それでもファンがリメイクを願い続ける事10年… ついに、週刊少年ジャンプのゲーム記事にてステータス絵が描かれたディオ メルの姿とエトスと共に『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』の文字が! しかも戦闘はちゃんとしたリニアモーションバトルシステム!! あの感動がフルボイスかつ美しい画面で堪能出来る!!! もちろんファンは狂喜乱舞したものである。 主題歌を歌うのは奥華子、エロ可愛いデザインと評判な新キャラ・ロンドリーネの追加、『テイルズ オブ グレイセス』のアスベルになりきれるコスチュームの追加等、続々と情報が増えファンの期待はどんどん高まっていった。 ……発売前が良かったゲームとよく言われるが、実際その通りである。 以下、ストーリーおよび登場人物紹介(ネタバレ注意) ストーリー なりダンのプロットと類似点はあるが、かなりの部分が異なる。 ざっくり言うと「すごくいいセリフで感動しました」「意外な展開と練られた設定に感心しました」という部分がゲームボーイ版からコピペしたもの。 それで「おい原作ではこんなんじゃなかったぞ」「なぁにこれぇ」と感じるものはクロス版で追加変更されたものである。 改めてストーリー 妖精が行き倒れしそうになっていたら脚が樹の根っこになっている怪物が現れた。怪物は赤ちゃん2人を押しつけて「育てなさい」と命じた。僕は妖精なんですけどいいんですか?という間もなく育児開始。でも、一身上の都合により双子は監禁されてすくすくと健全な心に育つ。 ある日女の子が勢いで魔法を使ったらどえらい事になって虹輪(ゴージャス・レインボーリング・グレート)とかいうのが出現。何とか事態を収拾したくて精霊と喧嘩しまくったら第一部が終わる。双子の黒い運命とは何か!声優で正体バレバレだけど謎の男女って誰だ!?ノルン(脚が樹の根っこの怪物)って結局何がしたかったの?と謎を残しつつ「なりきりダンジョンX2」に続く。 X2なんてものはないので、そのまま第二部に行くと謎の男女が現れて原作シナリオコピペ改変の回想を見せられた後で成敗。その後に樹の怪物を成敗して本当のエンディング。 ファンタジアの主役キャラクターたちについて補足。永久にお別れだねって泣いて別れたはずが簡単に再会したりもう二度と時空は超えないと言っていた人たちが発言撤回する。そして、双子が自分の力だけで乗り越えなけばならない試練の戦いに加勢して邪魔をする。平行世界の人たちらしい。ロディは露出度高い巨乳なので「なりダンX」の世界においては好きなように行動していい許可証が出ている。 …とまあ、こうでも書かないとやっていられないぐらいあり得ない改変・改悪・削除が行われた残骸みたいなシナリオにされてしまっている。 まさに公式が原作レイプと言っても過言ではないストーリーになってしまった。 「発売前は良かった」と書いたが、もう笑えないレベルで喜んで購入したファンたちを地獄に叩き落としたのである。 ディオ&メル 本作の主人公二人組。 わんぱく少年と大人しくてかわいい少女というフォーマットで特に問題はない。 しかしディオが「誰得」というようなネットスラング系の言葉を使うので世界観と合っていない。また、わんぱくというより単に生意気で可愛げのない奴になっている感がある。 メルは大人しくてかわいいというより単にネガティブかつグズな人物となっている部分がある。 本当の名前はクロスディオとクロスメル。 それでも声が付いたのはとても良い事でキャスト両名は良い仕事をしている。 クルール 「うきゅ」と鳴かなくなってしまった。でも可愛いから許す。森羅万象ヒップの可愛さは異常。 戦闘中の変形もなくなったので。姿がクルクル変わるからクルール(これは本当)という名称も意味がなくなった。 ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ 追加キャラその1 一応キャラが出来た背景にはダオスを深く掘り下げるというコンセプトがあったらしいのだが(もちろんそれが成功したか失敗したかは別)、 とあるスタッフの「色っぽい巨乳のお姉ちゃんが欲しい(意訳)」という一言が元で生まれたという話も…。 容姿や性格はバツグンにいいが、致命的な設定矛盾を抱えてしまっている。 一応説明付かないこともないのだが、その為に他作品の設定を持ち出す必要がある時点で論外なレベル。 その為下記二人とは異なり、出る作品を致命的に間違えたキャラ・単独作品に登場したなら間違いなく人気キャラになったと言われるぐらいには愛されている。 ちなみに、彼女の設定矛盾などが非常に有名ではあるが、ぶっちゃけ彼女以外にも腐るほどファンタジア本編を知っていればしないような矛盾が大量にある。 エトス 追加キャラその2 今回の双子の育ての親である妖精。 とりあえず常にマゴマゴしていてとても頼りない。それでいて余計な暴言だけは一級品。 ノルンの記載にあるが、育ての親を妖精とした時点でストーリーが破綻している。 アルベルト 追加キャラその3 動いて喋るタンス。実際はクローゼットだがタンスとしか呼ばれない。 ここに具体的な台詞をのせるとほぼ荒れるので割愛するが、言ってしまえば極端にも程がある男女差別をしまくり、 男にはディオだろうがファンタジアキャラだろうがお構いなく罵詈雑言を浴びせかけ、女キャラには気色悪いことこの上ない態度で媚びる、 身も蓋もないことを言えば同人誌などではおなじみの『汚いおっさん』そのものな奴である。 セリフも悉くデリカシーどころか品性の欠片もないのでプレイヤーの気分を激しく害している。例えるなら、ネットの煽りやアンチコメ、嫁キャラへのhshsコメをそのまま発言してるようなレベル。 当時はバンナムの課金商法・完全版商法などが非常に酷かった時期なのだが、このタンスの不快さは群を抜いていた為、 DLCなどが嫌いなファンにコイツの存在を消せるか燃やせるならいくらでも課金するとまで言わしめたと語ればどんな阿鼻叫喚なのかは分かるだろう。 余談となるが、本当に殺意が沸くレベルでウザいキャラだが声優の演技は完璧レベル。そのせいで更にウザいのだが。 その為このキャラの唯一の評価点として「声優の素晴らしさを教えてくれたキャラ」と皮肉交じりで言われることも… ちなみに開発室にてX版スタッフ「毒舌キャラ、楽しんでいただけましたか?」という発言から、 当時のスタッフの中でコイツの暴言は単なるお茶目発言程度の認識として寧ろノリノリであったということが分かる。 当然ながらファンの怒りに油を注いだことは言うまでもない。 これ等三人であるが、ファンからは満場一致で全員存在自体不要と言われている辺り、極めて邪魔なキャラとして扱われている。 ノルン 双子を導く者であり、ラスボス。大樹の守り手。 初代なりダンではラスボスながらも母性溢れるキャラであったが、本作では…… とりあえず人間として育つディオとメルを見極めたかったのに妖精(しかもポンコツ)に育てさせるのはどうなんだ。 (どういうことかわからない人は、狼に育てられた少年の話を思い出してみればいい。つまるところ妖精に育てさせるというのはそういうことである) 初代なりダンに登場したキャラクターではあるが公式イラストがないためXで新規にデザインが起こされた。顔は「鬼灯の冷徹」のピーチ・マキみたいでとても可愛い。とても巨乳。 しかし「エロボインちゃん」「頭に花が咲いてる」「ヒヤシンス」「やりやりやりやりやりやり」というネタキャラになってしまった。 やりやりやりやり……というのは戦闘時のダメージボイス「やりますね……」がコンボを喰らうことでやりやりやりやりになることでやり。 ディオス メルティア もう一人のディオとメル。例のシーンの理由がかなり変更されている。絶望と憎しみの末に魔科学砲を撃った原作と比べて軽くなった。 しかもその後に「俺たちは悪くない。戦争が悪い」と清々しいまでの責任転嫁をやらかし、迷言すぎて名言と化している。リメイク版の悪改変を象徴するセリフ。 本作ではディオスとメルティアは兄妹ではない赤の他人同士になったが全く変更の必要がない。 ラブラブ同人誌カモンしたかったのが理由かは不明。 その他、前作のメインキャラは全員登場。操作も出来る。 今作でディオとメルが介入しない未来だと基本的に非業の最期を遂げている。 このアーチェが語る酷い顛末にファンは激怒した。 このイベントとアルベルトの存在がXを「なかったことに」しているファンが多い理由である。 そもそも、ファンタジアのEDを知っての通り彼らが全員再び結集する時点でファンタジア本編に対する最低の冒涜である。 一部のメンバーは二度と会えないからこそ成り立つあのEDを汚されたのだから当然だろう。 + 特に必要もないのにX版で追加された酷すぎる未来 ☆クラース・F・レスター 精霊召喚術を認められず酒浸りになり失意のまま死亡。 ☆クレス・アルベイン シグルドに敗れ死亡。 ☆ミント・アドネード クレスが死んだショックで死亡。というか、後追い自殺。キャラクターの性格も含めて全くあり得ない最低の内容。 ☆藤林すず プルートと相打ちで死亡。 ☆チェスター・バークライト 消息不明。 ☆アーチェ・クライン 仲間が上のような最期を遂げる中でずっと寝てた。 余談だが、本作はヴェスペリアのネタが非常に多く含まれている。それはもうスキットやらモブやら隠しダンジョンに至るまで仕込みまくりである。 作品の宣伝なども、このリメイク版こそ本来のなりダンであるかのような記述があるなど、初代なりダンスタッフから預かった作品を完全に私物化しにかかっている雰囲気が漂ってどこか気分が良くない。 そういうのは他のスタッフから引き継いだ作品ではなく、自分たちの新作か同人でやって欲しいものである。 ちなみに、本作の制作陣の殆どは原作及び『ファンタジア』本編の開発に携わった人間がほとんどいない。 + スタッフルームでの発言 ゲームボーイ版のスタッフルームでは原作者が「今回の主人公は実はダオス。ファンタジアのシナリオを踏まえてダオスサイドの話を考えた」と言っているのに、 何を思ったかXのスタッフルームでは「主人公は双子」とわざわざ否定する発言をしている。 変更を加えているにしてもX版は原作のプロットを使用しているわけで、「あなた何様ですか?」と聞かれるレベル。 更に余談だが料理を教えてくれるお馴染みのワンダーシェフが今回は某アニメの部長をパロってる。 最後に 本作における「リメイク」は非常に多くの教訓を残した。 原作世界(TOP)の知識も学ぼうとする気もない人間はリメイクに関わってはいけない 原作(TOP ND1)のキャラクターに敬意がない人間は触ってはいけない キャラクターに思い入れのあるお客さんの気持ちを考えられない制作者は「商品」を作ってはならない。好きな人だけ相手に出来る同人で(ry シナリオではリメイクで変えたり追加した部分が全てダメで高く評価されてる部分は原作コピペというのはある意味偉大。つまりはリメイクする人間の能力の高さが(当然)問われるということ なお、シナリオだけでご覧の有様だが戦闘バランスも歴代屈指の酷さ。 3すくみによる相性を導入してみたはいいがキャラそのものにも紐づけられているため戦闘中に有利な物に切り替えられないし、雑魚からボスまでスーパーアーマーてんこ盛り、 挙句の果てにはその辺で買えて最大99個持てるオレンジグミとパイングミで秘奥義が出せる。 先手でグミ食って秘奥義連発でハメればいい。そんなゲーム。 仲間モンスターのシステムを『ラタトスクの騎士』から輸入してみたがよりによってトラクタービーム以外効かないクレイアイドルを仲間に出来る。 火力は皆無だがアイテム要員として最強の存在である。 他作品での扱い クロスオーバー作品『テイルズ オブ ザ レイズ』で本作のキャラクターが登場。 制作側にも思うところがあったのか、『ファンタジア』と『なりダンX』は平行世界の扱いになっている。 また、アルベルトは開発者コメントでわざわざ登場しないことを明言され、ファンが大喜びした。 ちなみに並行世界扱いで面識も一切無いことについてもだいたいスタッフよくやった、とか関係なくて清々したなどと評されている。 こんな扱いで喜ばれるのだから本当にマズイキャラやストーリーであることが分かる。 追記・修正はディオスとメルティアを操作出来るようになってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ※愚痴や批判、誹謗中傷や罵倒の類のコメントがされた場合、IP規制やコメント欄の撤去がされますのでご注意ください。 ▷ コメント欄 [部分編集] 依頼通りリセットと警告を追加しました -- 名無しさん (2017-09-28 02 43 14) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2017-09-28 15 35 07) 斎賀さん 阿澄さん 田村さん 喜多村さん リグレットさん -- 名無しさん (2017-10-17 09 07 40) エトスって、ゆかりん出すためだけに追加されたりした? -- 名無しさん (2020-06-01 20 45 04) リメイクが酷すぎる内容だったのは事実だし書いてあることも確かなんだけど、それにしてもあまりにも汚らしいページになりすぎてやしないか? -- 名無しさん (2020-06-01 21 05 56) 限スタッフ、ファンタジアに関わらず初代3作品を馬鹿にするから嫌い。 -- 名無しさん (2020-12-16 21 51 51) なりダンXの失敗が無ければレイズの運営方針等が酷くなった可能性があるので価値ある失敗だとは思う。その生贄にファンタジアとなりきりダンジョンが使われたのはなんとも悲しいが。 -- 名無しさん (2022-01-05 12 41 15) タンスはシナリオ 性格もなんだけど龍田直樹さんの高い演技力が良くも悪くもウザさに磨きがかかった -- 名無しさん (2022-01-08 19 19 32) 駄目な作品だなあとは思うけど、仮にも作品名の記事なんだからもう少し感情抑えて書いてくれんか -- 名無しさん (2022-06-28 22 18 05) 酷いゲームなのは同意だけど(設定は置いといて)ロンドリーネとOPの曲は好き。 -- 名無しさん (2024-02-06 23 15 57) 名前 コメント
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テイルズ博士(ているずはかせ) 概要 エターニアに登場した称号。 登場作品 +目次 エターニア 関連リンク関連称号 エターニア その作品中での説明 リッドの称号。 テイルズクイズの中級を全問正解すると取得できる。 取得者 リッド 取得条件 テイルズクイズの中級を全問正解する ▲ 関連リンク 関連称号 テイルズせんせい テイルズおたく
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テイルズ先生(ているずせんせい) 概要 エターニアに登場した称号。 登場作品 +目次 エターニア 関連リンク関連称号 エターニア その作品中での説明 リッドの称号。 テイルズクイズの初級を全問正解すると取得できる。 取得者 リッド 取得条件 テイルズクイズの初級を全問正解する ▲ 関連リンク 関連称号 テイルズはかせ テイルズおたく
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ダンジョン攻略 ダンジョン攻略きらめきの塔 熱砂の洞窟 ローンヴァレイ 精霊の洞窟 浸食洞 モーリア坑道 12星座の塔 スルト森林 超古代都市トール ムジョルニア洞窟 闇の神殿 ネルヴィの洞窟 トレントの森 焔王の楔 氷狼王の礎 ウェーランド平原 ロキ魔科学研究所 グリトニル山岳 ダオス城 審理の晶谷 追憶の歪みこのマップの特徴 追憶モンスター攻略 簡易マップ表 ダウンロード 簡易マップ表 追憶簡易MAP きらめきの塔 落とし穴と言いつつ、ただのペイントなので安心してもいい。 途中、ソーサラーリングを使わないと入手できないアイテムもあるので、ソーサラーリングを入手したら戻ってくると良い。 5Fにはアーチェが描いた時空戦士達の顔があるが唯一チェスターだけは小さく最上階にも描かれている。 熱砂の洞窟 ソーサラーリングが入手できる。これがあればきらめきの塔で入手できなかったアイテムも入手できるようになる。 離れた場所にあるスイッチも、ソーサラーリングを使えば届く。 溶岩で先に進めなくなったら、柱にソーサラーリングを当ててみよう。 柱が倒れて道になる。 ローンヴァレイ 基本的には一直線だが、所々入り組んでいて迷子になりやすい。 シルフ達を倒せば最深部までショートカット出来るようになる。 精霊の洞窟 ここもローンヴァレイと同じく一直線。途中迂回しながらノームのいる最深部まで突き進む。 浸食洞 最深部でスイッチが2個ある場所についたら、まず奥のスイッチを押して戻る。 最深部の湖底に穴があいたら手前のスイッチを押すとウンディーネが出現し、戦闘になる。 モーリア坑道 まず壁スイッチがやたら背景と同化しているので壁に注意。 スイッチを踏む際、看板に書いてある通り「上下上下左右左右」とスイッチを踏む。 MAPが斜めであるため混乱する人もいると思うが、まっすぐPSPを見て右上がゲーム上の上にあたる。 操作がうまくいかないとスイッチの2度踏みになり、なかなかクリアできないので 音を消してプレイしている人は、音を付けて「カチッ」っと1回鳴るように気をつけて踏むとよい。 12星座の塔 なりきりダンジョンXでは、最初はトリックを無視して先に進むことができる。 小部屋には入れないので、諦めてそのまま進もう。 ただし、ルナ(ニセ)を倒してしまうとスタートレイサーを仲間にする事が出来なくなる。 出現率も低いのでルナ(ニセ)を倒す前に仲間モンスターを収集しているならば根気よく粘るしかない。 暗黒時空後、音のトリックは、次の階に進む階段のある部屋の扉を開けようとすると、~~を求む と出るので、その要求にあった音楽を流すと扉が開くようになる。 各部屋に入った時に「~~な部屋」と表示されるので、音量0でもクリアできるようになっている。 ちなみに、各階の正解の部屋の配置はTOPXと同じ場所になっている。 2F:左上通路の奥の部屋 3F:左下通路の左上奥の部屋 4F:左上通路の奥の部屋 5F:右下通路の右下奥(画面から見て一番手前)の部屋 6F:右上通路の奥の部屋 また、各階で流す曲は記憶されるので、塔に入り直したときに再度正解の部屋を回る必要はない。 スルト森林 雑魚敵は地属性。イベント戦闘は闇属性。 超古代都市トール 雑魚敵は物理属性。 クロスエディションと違い、小部屋は固定。 途中の大部屋は迷路になっているがそれほど複雑でもない。左下にある宝箱スイッチを押して、右上の小部屋に入り「コモン・キー」を入手したら 左から2番目の部屋に入ればマザー・コンピュータールームに行ける。 アスカ撃破後はコモンルームの壁が全てなくなるほか、入口部の隠し通路が使えるようになる。 ムジョルニア洞窟 電池(コイルにもみえるが)にソーサラーリングを当てると発電する。 南にスイッチのある部屋へ辿り着くにはその前の隠し通路のスイッチを踏んでいる必要がある。 踏み逃した場合出口からもう一周してくること。 電力が弱い場合は、右から急いで順に発電しながら進めばよい。 最深部にある崖下の宝箱はアーチェを仲間に加えるまで取る事が出来ない。彼女を仲間にしたらまた戻ってくると良い。 闇の神殿 雑魚敵は闇・水属性。 石板は、文をすべて読むのではなく、頭を使う。つまり、頭文字を使う 出てきた文字は、声に出して読んでみるとよい 右舌と(右下と)、左上乗(左上の)、赤りお(明りを)、つケ手(つけて)、丸の上出(丸の上で)、惨重秒末(三十秒待つ) 途中にあった左上と右下方向に置かれている二つの物体もそれっぽいヒント。 ネルヴィの洞窟 雑魚敵は闇・水属性。 渦巻き状の通路から降りていける宝物庫はすべての黒シンボルを倒すと宝箱まで通れるようになる。 進行の仕方によってはボスを倒すまで出られなくなるので注意。 トレントの森 雑魚敵は光・地属性。 迷子になりやすいMAP。オリジンと戦うだけならばひたすら右へ進む。 焔王の楔 フラムベルクを倒すだけなら1F右のBへ。宝箱回収ならば1F中央のAへ。 フラムベルクのいる部屋に進むにはすべての白シンボルを倒す必要がある。 氷狼王の礎 途中仕掛けがあるが基本一直線。ただし1エリアはかなり広い。 ウェーランド平原 雑魚敵は風・闇属性。 TOPのヴァルハラ平原によく似たMAP。背景の木に隠れているシンボルモンスターや宝箱も多い。 注意して進む事。イシュラントはとにかく右にいる。 ロキ魔科学研究所 雑魚敵は雷属性。 TOPの地下墓地によく似たMAP。ただし、ワープとかはしない。 入ってすぐのところにある開かない扉を開けるには ダンジョン内に4つある蜀台にソーサラーリングを当てればよい 例によって結構背景と同化している。 グリトニル山岳 雑魚敵は地・火・水属性。 基本的に一本道だが、各所にソーサラーリングで壊せる壁がある ほとんどの壁にヒビが入っているので分かりやすいが、一部にはヒビが入っていない 下層Eに行くための穴はミニマップの青い■を目印に 上層Cに行くための道は下層Eの左上にあり、ヒビは入っていないがミニマップに道が表示されている 他にもいくつかヒビが入っていない壁があり、それらはミニマップの小さな窪みを参考にすると見つけやすい レアな無属性忍刀があるので是非もらっていこう。 ダオス城 雑魚敵は闇・雷・風属性。 途中行き止まりっぽいエリアがある。MAPをよく確認すると実は右に見えない通路がある。 あとは途中、中ボスがいるだけ。 隠し通路を通った先の小部屋に宝箱があるが、その部屋の中に更に影に宝箱がもう一つある。 審理の晶谷 普通に進む分には特に問題ないダンジョン。 鏡まで来たら石版の指定通り着替えをしていく。 ただし、虚空空間Bの宝箱回収が少々クセモノで 双子撃破後にきた道を戻り、スイッチを踏めば第一の審理の部屋の通れなかった赤mobの場所に橋がかかる。 そこの装置を押すことで虚空空間B、Dにある緑の足場が通れるようになる。(大理石はこの時点で回収可能) 8つの宝箱を回収するには、時間移動する時の絵を順番にソーサラーリングで点灯させていく。 ただし赤mobの場所にある石碑によれば『双子に魂を放ってはならない』 ソーサラーリングで太陽(A)→星(C)→月(B)→雲(A)と点灯させ、双子(D)を○ボタンで調べれば通れるようになる。 追憶の歪み 出現条件・2週目以降でディオス・メルティアを倒した後、ヴァルハラ街へ行くと現代マップ上に出現。 隠しダンジョン、色違いのモンスター・精霊・魔族が出現する。 このマップの特徴 過去に行った場所の幻を進んで行く、マップ間はワープポイントで移動 ボス以外のマップ(例外有)には雑魚シンボル(追憶限定雑魚)が2~5体ほどおり、ランダムエンカウント(追憶限定雑魚or以前戦った雑魚)も発生 アドバンテージエンカウント(有利戦闘、敵シンボルの背後を取ること)も可能なので積極的に狙おう(ボスにも狙えます) 雑魚シンボルを全て撃破するとワープポイント(青)、赤玉が出現 赤玉(松明?)は宝箱の役割を果たす(位置は固定であり取ると消滅、近づくと「ポォォォ・・・」という音がする) 愛しのピンクロボ、慈悲深き夜の女王&恵み豊かな光の精、クレスの3体については撃破後、フィールドに脱出するワープポイント(白)が出現 ワープポイント(白)を活用しなければ、基本的に街に戻るなどはできないが、真デリス・エリュシオンがあればいつでも脱出可能 尚、審理の晶谷にて現れる『ジェントルカゲ』の3体目をUNKNOWNで撃破すると右下にワープポイント(青)が出現 (突入直後、ご親切にアナウンスがあるのでどこのマップかはすぐ分かる) ※ちなみに、そこではボスキャラでもないのにランダムエンカウントが一切発生しない。つまり、ランダムエンカウントが発生するのはその前のダンジョンまでとなる UNKNOWNで突入できるエリアについては、出現さえしてしまえば後は難易度変更しても問題なく入れるし、ボスとも低難易度で戦える ※ただし、そこを選択した場合はLV155以上のボスが多く、低難易度でも苦戦を強いられる場合があるが、 ラストフェンサーやゴールドアーマーなどと言った強力なレアアイテムも入手可能なので、入念な準備を整えたところで挑むと良い クレス撃破後、貝殻が15枚以上あれば最深部のワープポイント(青)が出現(貝殻は赤玉か、落とすボスを撃破することで入手) ※15枚「支払う」形になるのでクリア後は無くなる。再び最深部に行きたいなら貯め直すこと。因みにクレス撃破時に15枚持っていないと、撃破後の赤玉で15枚になっても出現しない。 色違いの精霊や魔族、クルールニグルムは捕獲が可能 赤玉の中身は完全ランダム。中身は以下 * 貝殻 * ガルド(Vと同じなら最高値は199959で最低値は100?) * 冷徹なるスキル書・鈍き者のスキル書 * ↑の書物系以外の消費アイテム(全薬草含む) * 追憶限定の強力な武器・防具類 * リング・シンボル系のアクセサリー(本来1周で1つしか手に入らないやつも出る) 最初のネーミングや仕組みですぐに気づいた人もいるだろうが、早い話がTOVにもあった追憶の迷い路とほぼ同じダンジョンである (イミテーションガルドが貝殻、宝箱が赤玉になり、違いは途中までランダムエンカウントがあるぐらいで、Vの追憶経験者は同じ感覚でやっていけば問題ない) 追憶モンスター攻略 ●対ジェントル系 『ミラクルD・X』撃破後のマップからUNKNOWN√が存在する『審理の晶谷』のマップまでの雑魚シンボルで出現 攻撃力が何気に高い、油断するとあっという間に持っていかれる そして、スペシウム光線(?)のように出してくるビームも非常に厄介 図体がでかいのを利用して、攻撃範囲の広い技を用いるのが吉(弓キャラの震天などが強力) ●対精霊系 色違いでも性能は同じな上、本家より能力値が高く、さらに2体同時に出現するのでかなり手強い 中でも魔族系のキャラは単体でも性能が良いのに、精霊のサポートが加わるのでさらに厄介になっている 先に精霊を叩くか、魔族系のHPを半分以下にした辺りで秘奥義を連発して一気に沈めるのがベストか 秘奥義連発はどうもスマートじゃない、と言う人も少なくないと思うのでそういう人は状態異常にしてみると良い ここのボスはシンボルエンカウントで他のモンスターシンボル同様後ろから当たれば状態異常になる、つまり耐性が無い 特にオススメは熱毒、非常にかかり易く(こちらも付与の技や武器も多いのでかけ易い)相手のHPの多さも手伝ってUNKNOWNで1000越えの秒間ダメージが入る 精霊や魔族ボスは無敵時間がある技やフィールドを右往左往する技が多い為この秒間ダメージの恩恵は大きい ●対UNKNOWN√ボス、クレス こちらは単体で現れる(ディオス&メルティア除く)ので、4人でタコ殴りにすれば基本問題ないのだがOB中は要注意 一気にコンボを叩き込まれて前衛が沈む場合があり、下手すると秘奥義で全滅もありえる 特にダオスなどは敵正面に全員いる状態で戦ったりしない、ノルンなどは敵周辺で全員戦うような真似はしないようにするべし ●対クルールニグルム 立ち状態がクルールと同じで小さいため、非常に攻撃が当てづらい 前衛は1人だけにし、あとは魔法系、法術系と固めるのがベスト 攻撃がとにかく強力なものが多いため、前衛への回復は惜しまずやっていくべし ラストスペル詠唱中及び術発動中は無敵なので手を出さない、後ろががら空きなので前衛はすぐに回るように 秘奥義持ちなので後衛は近くに寄るのは厳禁、体力満タンでもあっという間に持って行かれるのでOB中に来たらすぐ逃げる また、スキル『クリティカルリカバー』(捕獲後に確認)の効果によるものなのか、一方的に攻撃を受けるとどんどん回復されるので要注意 光属性が弱点なので、レイやビッグバンなどで有効的に攻めていくこと ※ちなみに色違いの精霊、魔族などの詠唱中にサイレンスをかけると封印中は棒立ち状態になることがある(攻撃すると反撃はしてくる) 簡易マップ表 ダウンロード Vのwikiにあったやつを参考に作ってみた、とりあえず見られるレベルだがまだ修正箇所はあるので暇な人なんかは頼む tuiokumap.pdf 簡易マップ表 上のPDFをとりあえずテーブル化 青文字はボス(捕獲可) 赤文字はボス(捕獲不可) 黄背景は脱出ポイント有 緑背景は特殊条件 《スタート地点》トレントの森(1) 超古代都市トール(外部)(2) 左上 左下 氷狼王の礎(3) ローンヴァレイ(内部)(4) 左上 左下 左下 右上 ダオス城(5) 右上 左 グリトニル山岳(7) ウェーランド平原(6) 左 右 左 右下 ネルヴィの洞窟(9) きらめきの塔(2階)(8) 精霊の洞窟(10) 超古代都市トール『ミラクルD・X』(11) 左 右 ムジョルニア洞窟(12) ウェーランド平原(13) 左 中 下 上 スルト深林(15) 心理の晶谷 虚空空間A(14) 焔王の楔(16) 下 上 闇の神殿(17) グリトニル山岳(18) ロキ魔科学研究所『アスカ&ルナ』(19) 審理の晶谷『ジェントルカゲ×3』3体(20) 左下(A) 右(B) 右下 UNKNOWN√ (C) 闇の神殿『グレムリンレアー&ウンディーネ』(21) モーリア坑道『イフリート&ジェストーナ』(25) ローンヴァレイ(最深部)『ダオス』(29) 審理の晶谷『ダオス(真)』(30) 浸食洞『フェンビースト&マクスウェル』(22) ダオス城『シャドウ&シルフ(緋)』(26) 12星座の塔(最深部)『ノルン』(31) ロキ魔科学研究所『ヴォルト&プルート』(23) 精霊の洞窟(氷狼王の礎?)『ノーム&イシュラント』(27) 焔王の楔(最深部)『ディオス&メルティア』(32) ネルヴィの洞窟『フラムベルク&オリジン』(24) 熱砂の洞窟『シルフ(翠)&ビッグアイ』(28) ダオス城『ノルン(真)』(33) ダオス城(最深部)『クレス』(34) 『クレス』撃破までに【貝殻】を15枚以上所持 モーリア坑道(最深部)『クルールニグルム』(35) 追憶簡易MAP 1~5 6~11 12~20 21~28 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (21~28.jpg) 29~35 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (29~35.jpg)
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テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 【ているず おぶ ざ わーるど なりきりだんじょん すりー】 ジャンル コスプレS-RPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 128Mbit+64KbitEEPROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 アルファ・システム 発売日 2005年1月6日 定価 5,040円 プレイ人数 1人 セーブデータ 1個 判定 なし テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク 概要 システム 前作からの変更点 評価点 問題点 総評 その後・余談 概要 ナムコ(現 バンダイナムコエンターテインメント)のRPG、テイルズ オブ シリーズの各作品のキャラクターが一堂に会するクロスオーバータイトル、『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』の続編。ただし内容につながりはあまりない。 前作の参戦キャラに加え、『デスティニー2』『シンフォニア』のキャラクターが参戦し、本作発売の少し前に発売された『リバース』から主人公ヴェイグとクレアがゲスト参戦している。 戦闘システムは前作の「リニアモーションバトルシステム」を引き続き採用し、新たにシミュレーションRPGの要素も加えている。 システム 戦闘システム 戦闘システム自体は前作と同様だが、キャラクターたちを3人までのパーティに分け、それぞれをシミュレーションRPGのように目的の場所まで移動させ、モンスターと重なるといつも通りの戦闘に突入するというシステムとなった。 料理システム 1ターンに1回、持っている食材を使用し、HPやTP、状態異常を回復することができる。失敗することもあるが、使用するたびに成功率が上がっていく。アーチェやジーニアスなど、原作で料理の腕に関する描写があったキャラは、成功率にその影響が出る。 キャラクターの組み合わせにより何らかの効果を得られる「称号システム」。 主人公とヒロインで「ラブラブ?」、ルーティとリオン、もしくはロイドとクラトスで「ひめられたかこ」など、原作を知っていればニヤリとさせられるものが多数存在する。 前作からの変更点 属性ごとの基本コスチュームが全て削除され、基本コスチュームは夫々男女別の一種類のみとなった。 主人公2人(フリオ・キャロ)のレベルが「キャラクター個人」で固有するようになった。 前作では主人公2人のレベルはコスチューム毎に分けられており、中盤以降に新しいコスチュームを作成してから一線で活躍する為には個別にレベル上げをしなければならなかった。それが撤廃された事でコスチュームの運用がより楽に。 レベルアップに必要な経験値が100固定になった。 これにより、敵から得られる経験値及び取得計算式が抜本的に変更されている。 上位コスチューム制作時、素材となったコスチュームがそのまま残るようになった。 評価点 BGMの豊富さ。 前作よりもかなり増えており、追加作品である『デスティニー2』『シンフォニア』のものはもちろん、『エターニア』の通常戦闘曲は原作に合わせ2曲(*1)になり、闘技場で各主人公と戦う際にはその作品に関する印象的なBGMが流れるようになっている。 豊富なダンジョンマップ 前作では原作で印象的だったダンジョンを再現したマップが用意されていたが、本作はシミュレーションRPGの要素を取り入れた事により、原作マップを再現ダンジョンが大量に増えることになった。 更に豊富になったナムコ作品ネタ。 コスチューム「和田どん」「和田かつ」の技「たいこのたつじん」を使用することで、各テイルズ作品のフィールドBGMや、『リブルラブル』などのナムコの名作のBGMでナムコのゲーム『太鼓の達人』が楽しめるようになっている。 ちなみに後にニンテンドーDSで家庭用『太鼓の達人』シリーズが展開していくのだが、ある意味この「たいこのたつじん」は後のDSシリーズへの布石とも言える存在かも知れない。 「ドルアーガの塔」関連のネタも豊富で、原作主人公である「ギルガメス」やヒロインの「カイ」ラスボスの「ドルアーガ」のコスチュームも登場する上に、うち「ドルアーガ」は『デスティニー』から術技の種類が本作独自の物に変更されているという力の入れっぷり。 加えてクリア後の隠しダンジョンとしても「ドルアーガの塔」をモチーフにしたダンジョンが登場し、流石に全60面は無いがオリジナルを彷彿とさせるフロアの攻略法やアーケード版の物をほぼ忠実に再現したBGMから往年のファンはニヤリとするだろう。 更に『ゼノサーガ』シリーズより「KOS-MOS」のコスチュームも登場。同コスチュームはボイスこそ無いが、「X・BUSTER」等原作を再現した性能で戦闘で活躍する事に。 更に多くの敵サイドのキャラクターを操作できるようになった。 本作では前作で登場したダオス・セルシウス・ワルキューレの3人に加えて、前作のラスボスであるタナトス、『エターニア』からシゼル、『デスティニー2』からエルレイン&バルバトス、『シンフォニア』からユグドラシル…と原作で大きなポジションにある敵キャラクターに加え、本作オリジナルのボニー&クライドまで使用できる。流石に隠しボスの一体は使用できないが。(*2) 前作のダオス同様に敵専用だった「ジェノサイドブレイバー」や「エターナルファイナリティ」といった技も当然ながら使用可能である。細かな性能は本作準拠になっているが。 バルバトスに至っては、敵として対峙する時は原作でも行っていた各行動(アイテムを使う、防御する、魔法を使う)へのカウンター攻撃や打ち上げ・麻痺効果付きのタックルまで忠実に行ってくる。しかも本作は中級魔法以上は発動中戦闘が停止する仕様な為、カウンター昌術は原作と違い回避不能。カウンター昌術は詠唱中は無敵になるので阻止も不可能。 装飾品が2つ装備出来るようになった。 前作では1つだけだった為、純粋にキャラクター強化の幅が増えた。 レベルの上限が60から99になった。 敵が落すガルドが大きく増加した。 非戦闘キャラクターもゲスト多数。 『デスティニー2』よりオリジナルのディムロスとアトワイトが特定のマップで登場している他、シリーズ初代作のGBC『なりきりダンジョン』の主人公コンビのディオとメルがなりきりショップの店主として登場、そして当時の最新作であった『リバース』から主人公ヴェイグとヒロインのクレアもゲスト出演するというサプライズも。 問題点 主人公であるフリオとキャロの性格が前作と微妙に異なっている。 前作の彼らとは別人であるため問題ないようにも思えるが、わざわざ変更する理由が不明であり、評価は芳しくない。 移動システムがひたすら面倒。 冒頭でダンジョンではSRPG風に移動すると述べたが、一般的なSRPGとの完成度は雲泥の差(悪い意味で)。 SRPGで多く採用されているマス目の移動ではなく、キャラクターの大まかな行動範囲を指定するタイプな為、キャラを動かすだけでもやたらと面倒。しかも移動中に障害物に引っかかるとそこで移動が終わるという仕様がある為、これまたストレスが溜まる。 出演するキャラクターが前作よりかなり増えたため、前作のオーソドックスな操作では全員活かしきれない為このようなシステムを採用したと思われるが、完全にプレイそのものへの意欲を削いでしまう結果となってしまった。レビューでの批判もこれが大半を占めている。 肝心の『デスティニー2』『シンフォニア』のキャラのグラフィックがイマイチ。 売りであるはずなのに、この追加作品のキャラグラフィックがやたらと粗い。『エターニア』迄のキャラのグラフィックと見比べると完成度は一目瞭然で、彼等とパーティを組んで戦闘するとかなり浮いてしまう。 『デスティニー2』のキャラは動き自体はほぼ原作通りで滑らかに動くのだが、『エターニア』基準のグラフィックに落とし込まれたため原作よりもグラフィックが粗くなっている。 『シンフォニア』のキャラはモーションの枚数が少ないせいか、グラフィックが粗いだけでなく動き自体もどことなくぎこちない。 また、なぜか『ファンタジア』のすずのグラフィックが劣化している。 相変わらず『デスティニー』からの悪役キャラクターが登場していない。 本作では概要にもある通り、シリーズの敵サイドのキャラクター達も網羅しているのだが、容量の問題があったのかはたまたドット制作時間が足りなかったのか、何故か『デスティニー』からは一人も登場していない。 『デスティニー』の悪役は他作同様印象的な技を持ったキャラが多い為、非常にもったいないと言わざるを得ないだろう。 やり込み要素が薄い。 前作のボリュームややり込み要素に深みを与えていたボーナスアビリティ、修行システム、クエストシステムといった、やり込める要素が軒並み削除されている。 また、基本的にダンジョンの宝箱は位置が固定化した代わりに一度開けたら再入手が不可能になってしまい、ダンジョン探索の楽しみがやや薄れている。 ただ、上述の隠しダンジョンと隠しボスの存在や、シリーズ本編同様の料理熟練度上げも追加されている事から、やり込み要素自体は全く無い訳では無い。 戦闘システムが代わり映えしない。 音声がクリアになったという点は評価できるが、それ以外は全く変わっていない。新しいアクションが取れるようになった訳でも、独自のシステムが搭載されている訳でもない。ガードからの簡単な方向入力だけで済む「魔法攻撃をガード」「バックステップ」くらいは欲しかったところ。 一応、本作の登場キャラのうち『シンフォニア』出身キャラであるロイドとコレットは同作におけるマジックガード相当のシステムであった防御奥義が使用可能だが、オリジナルとは異なり通常の特技扱いで、使用の際には特技欄を圧迫してしまう。 他にも敵の耐性の扱いが前作より大雑把になってしまっている。無効以外にもダメージ減少などが設定されていた前作と異なり、耐性がある属性の攻撃は一律で無効にされてしまうようになってしまい、やたらと面倒になってしまった。 細かい点だが、『デスティニー2』以降のキャラのボイスが原作よりやや早口になっている。 ただGBAでは派手なアクションや複雑なシステムを搭載するのが難しかったかもしれない。また本作は戦闘よりキャラクターの共演を重視しているジャンルであるため、重要視されないことも多い。 歴代キャラクターの性能格差が相変わらず強烈。 前作からのキャラクターもスタンは一部の術が強力な特技に変わった、リッドの一部特技が変わった、キールとメルディに幾つか召喚術を覚えるようになった以外はほとんど調整されていない、また、新規キャラクターに関して言えば『デスティニー2』のキャラクターは軒並み強く、『シンフォニア』全般のキャラクターは弱いと言われることが多い。 威力の高い術技や秘奥義を多く覚える『デスティニー2』勢に比べ、『シンフォニア』のキャラクター達が覚える術技は軒並み微妙で、開発期間の関係かPS2版で追加された術技は一切無い。 秘奥義を使えるのはジーニアスの物が『デスティニー2』のエルレインと重複している(流用可能)点を考慮した結果なのかロイドのみで、GC版より更に少ない。コレットの秘奥義に至ってはオミットされている始末。前衛キャラが全員秘奥義を覚える『デスティニー2』勢とは雲泥の差な扱いである。 特にプレセアやリーガルは覚える術技が8~9個と少なく(通常は10個まで習得可能)、原作でのEXスキルによる補強も無い為、他キャラクターと比較しても目に見えて弱い。 ゼロスも覚える術技がどれもパッとせず、最後に覚える技がそれこそ中盤で覚えてもおかしくないような術「イラプション」…と典型的な器用貧乏キャラと化しているのに対し、原作では仕様上ほとんどの術技がゼロスと共通であったクラトスの方は強力な術「ジャッジメント」であるなど同じ出典でも差が酷い。 『デスティニー2』勢が非常に強いのは他にも理由があり、単純な術技の性能のみならず原作のSPや命中/回避率の概念が本作では存在せず、かつ技性能も本作準拠の物に変更されている事から、それに伴いあたかもリミッターが解除されたかの如く強力になっているのである。 特に、原作では重戦士キャラにもかかわらず命中の低さから物理攻撃役としてはほぼ起用されなかったロニはこの影響でかなりの強さを見せる。但し、秘奥義の前半部分に命中補正がかかっていなかったり戦闘が止まらないなど、原作準拠な仕様もそのまま引っ張ってきている箇所があるが…。 逆に、原作ではエンチャントでカスタマイズしてこそ強みを特に発揮していたナナリーはこの強みが無くなり、原作で覚えた上級昌術も覚えなくなった為、かなり微妙なキャラクターとなってしまった。 一方、フリオとキャロの衣装の場合は、単なる僧侶の下位互換でしかならなかった「ドクター/ナース」には成功すると詠唱無しで唱術が発動する「でんきショック」が追加されたり、特技が逃走系しかなく役立たずだった「あそびにん」にも「猪・鹿・蝶」等の技が追加されそれなりに戦えるようになったり、魔法使いと能力が被っていた「おどりこ」もクラースの如く精霊召喚に特化した性能に変わったりと、主に強化や差別化が図られた物が多く、歴代キャラとの性能差が顕著になる事に。 一部キャラクターの性格改変 シリーズでも人気の高いボスであるダオスやバルバトスがしょぼい小物に踊らされるという点は批判を受けた。 リオンとジューダスはどちらかしか仲間にできない。 彼等の設定上、両方仲間になるほうが不自然ではあるのだが。一応フォローしておくと、主人公がなりきることで両者を同時に使用することはできる上に、登場するダンジョンでは某BGMをバックに二人が共闘を果たすという、ファン必見の演出も登場する。 総評 前作からキャラクターが多数増えたもののやり込み要素は多数減少してしまい、加えて難の多い移動システムやキャラクター性能の顕著なばらつき等、それ相応のフォローの乏しいままいたずらに風呂敷を広げ過ぎた故の粗が目立つ出来となってしまった。 良作と呼べるクオリティとは言い難いが、かと言って全く楽しめないほど崩壊している訳では決して無く、根幹の部分は前作の長所をしっかり引き継いでいる為、シリーズファンならば一度手に取ってみる価値はあるだろう。 その後・余談 『なりきりダンジョン』シリーズは本作で終了し、以降はハードをPSPに移し『レディアント マイソロジー』シリーズが制作されることとなる。開発は本作と同じくアルファ・システムで、シリーズキャラクター共演という本作の特徴を受け継ぎながらも、大量のボイスやストーリーの強化など、GBAよりはるかに多い容量を生かした作風となっている。 本作のTVCMは前作同様プロダクションI.G.によるアニメーションが使われているが、『デスティニー』のOPでハブられていたマイティ・コングマンが堂々と登場している事が原作を知るファンの間で話題になった。
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テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン おはなし 概要 システム なりきり たのまれごと 性格 登場キャラクター アセリア歴4408年 アセリア歴4203年 アセリア歴4306年 アセリア歴4354年 暗黒時空 評価点 問題点 総評 その後 余談 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 【ているず おぶ ふぁんたじあ なりきりだんじょん】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 日本テレネットナムコ 発売日 2000年11月10日 定価 4,500円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 1個+中断データ1個※中断データは再開後自動的に消去 周辺機器 通信ケーブル(コスチューム交換)ポケットプリンタスーパーゲームボーイ/同2対応 判定 良作 ポイント ファンタジアの後日談としての完成度の高さは特筆もの重く暗いが、奥深いストーリーは秀逸の一言ハードの制約による戦闘システムとバランスの厳しさが玉に瑕 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク おはなし ある日、静かな夜空から美しい流れ星が降り立ちました。 あなたが星の光の中に見つけたのは、双子の赤ちゃん。 元気な泣き声を上げる男の子と、すやすや眠っている女の子。 それから13年経った、アセリア歴4408年。 争いもない平和なこの世界で、ちょっとした冒険が始まるのでした…。 (公式HPより転載) 概要 スーパーファミコン向けに発売され、後にプレイステーションでリメイクされた『テイルズ オブ ファンタジア(以下「ファンタジア」または「本編」)』の続編。しかし、シナリオライターのゲーム内での発言(下記余談を参照されたし)を考慮すると、続編ではなく「外伝」または「if」とも言える。 略称としては「なりダン(1)」が主流のようだ(*1)。当時はシリーズ作品の分類が存在していなかったが、その後はエスコートタイトル扱いされていた(2020年に分類自体が撤廃)。 物語はクレス達のいる時代のおよそ100年後に当たる、アセリア歴4408年が舞台となる。「なりきり」と呼ばれる不思議な力を持った双子の男の子・ディオと女の子・メル、そしてディオが拾ってきた不思議な生き物・クルールの冒険を通じて、彼らの秘められた過去、そして本編で魔王と恐れられたダオスが大いなる実りを求めた理由が明かされることになる。 システム なりきり ディオとメルが持っている不思議な能力で、その職業の服を着ることでその職業になりきる能力。 つまり、剣士の服を着れば魔神剣や虎牙破斬といった剣技を行使出来、ウィッチの服を着れば魔術が使える。 なりきりのためのコスチュームはディオ・メル共に66種類用意されており、剣士や忍者(くのいち)といったような戦闘職のコスチュームから、画家や占い師などの技術職のコスチュームまであり、後者のコスチュームは戦闘には不向きだが、後述する頼まれごとを解決するために必要になる場合もある。 また、モンスターや歴代ナムコ作品のキャラクター、そして本編キャラクターのコスチュームもある。 なお、『ファンタジア』において魔術はエルフの血を引く者以外は行使出来ないという設定があり、2人はエルフの血を引いている訳ではないのにウィッチなどの服を着ると魔術を行使出来るが、これにはなりきりの力に限らぬ理由がある。 たのまれごと 冒険の中で、町の人達からサブシナリオの「たのまれごと」を受けることがある。その数は全部で30。 「孫に誕生日のプレゼントを届ける」といったシンプルなお使いもあるが、前述のなりきりの力を駆使しなければならないものや、後述する性格を特定のものにする必要があるものもあり、一筋縄ではいかない。 本作のメインストーリーを進める一方で、終盤のダンジョンでは規定数完了させておかないと入り口で門前払いされるため、このたのまれごとも適宜こなしていく必要がある。 性格 ディオとメル、クルールには「性格」という概念があり、戦闘時に着ていたコスチュームや、ボスを撃破した後で彼らのしてくる質問に対し、どう答えるかで変動する。 性格はディオとメルは21種類(*2)、クルールは友達・忠実・野生の3種類有り、コスチュームにはそれぞれより能力が発揮出来る性格が設定されている。 また、クルールはディオとメルの性格によって前述の3種類のいずれかになり、それによって姿を変える(性格による3種類×レベルによる8段階=合計24種類)。 性格は、一部の頼まれごとを解決するために必要な条件になっていることもあるほか、装備品の中には戦闘による性格変動を起こさせなくするものがある。 登場キャラクター アセリア歴4408年 ディオ この物語の主人公の1人で、山で遊んだりすることが大好きな活発な13歳の双子の男の子。 メル この物語の主人公の1人で、ディオとは対照的に読書や裁縫が好きな穏やかでおっとりとした13歳の双子の女の子。 クルール ある日、ディオが山の中で拾ってきた不思議な生き物で、鳴き声は「クルール!(名前で設定したものが当てられる。)」や「ウキュ?」が主。冒険においては2人をサポートするが、物語の鍵となる重大な秘密を持っている。 ノルン ディオとメルの前に現れた白い翼を生やした謎の女性。2人に精霊の試練を受けなければならない事を告げ、以降も度々現れては彼らを導く事もあれば謎めいた言葉を残していくこともある。 ペアレント(プレイヤー) ゲームをプレイする「あなた自身」。双子のディオとメルの育て親となる。 アーチェ・クライン 「時空戦士(*3)」の1人で、魔術師。長命であるエルフの血を引くハーフエルフであるため、本編の時間から200年以上経った今も当時と変わらない姿で「魔女っ娘の塔」と呼ばれる塔に住んでいる。ノルンの頼みを受けてディオ達の力を試すべく戦う事になる、このゲーム最初のボスキャラクター。 アセリア歴4203年 ※本作中においては他の時代には登場しないが、本編においては、アーチェも下記のクラース同様にこの時代で出会い、仲間になるキャラクターである。 クラース・F・レスター 時空戦士の1人で、リーダー格として扱われる召喚術師。ダオスとの戦い(後に「ダオス戦役」として伝えられる)の後、自分の時代のユークリッド村に戻って助手であり恋人でもあるミラルドと共に暮らしている。2人に未来に伝えられているダオス戦役の記録は一方にとって都合の良い形で伝えられているものだという事を知らせ、クレス達の時代に行き、その真実を知るよう導く。余談になるが、ノルンは時空戦士に2人が試練を受けるための協力を要請するが、基本的にあまり突っ込んだ事は伝えていない。しかし、クラースには2人が背負っている宿命や、デリス・カーラーンが滅びの道を歩むようになったきっかけといったほとんどの事を伝えた描写がある。 アセリア歴4306年 チェスター・バークライト 時空戦士の1人で類い希な弓術の才を持つ、クレスの幼馴染みで無二の親友。ダオス戦役後は復興を遂げたトーティスの村(後のミゲールの町)の一角にある剣術道場で、戦争によって親を失った子供たちの世話をしている。 ミント・アドネード 時空戦士の1人で、神に祈りを捧げる事で癒しの力を行使する「法術(ほうじゅつ)」と呼ばれる力を使う法術師。現在はトーティス村の教会で人々をその法術の力で癒したり、悩み事の相談に乗ったりしている。 クレス・アルベイン 時空戦士の1人で、本編の主人公。現在は再興したトーティス村に剣術道場を開いて、剣術を教えている。 アセリア歴4354年 藤林すず 時空戦士の1人で、忍者の里に住まう里の頭領(*4)。弱冠11才ながらもその才覚は目を見張るものがあり、ディオ達が来る事やその理由といったものだけでなく、クルールの正体さえも初見で見抜いていた。 暗黒時空 ??? ディオとメルの正体を知る者。 評価点 重く、考えさせられるストーリー 全編を通してかなり暗く、重いストーリーが展開される。 だが、ただ暗いばかりではなく、その中でも様々な事を考えさせられるものになっている。後述するヴァルハラ村の移り変わり、頼まれごと、魔鏡を通じて垣間見る事の出来る時空戦士達の心、そしてそれに対する思いなど、シナリオ・ストーリー面の完成度の高さはシリーズ屈指だとするファンの意見も少なくない。 コミカルなシーンは徹底してコミカルに、ダークなシーンは人の心の暗い部分に容赦なく踏み込んでくる。パッケージや物語冒頭の雰囲気は、良い意味で裏切られることだろう。 『ファンタジア』本編の名言、「この世に悪と呼べるものがあるとすれば、それは人の心だ」というのを更に踏み込んだ「罪と罰」「欲望」「慢心」「憎悪」「差別」そして「狂気」といった「人間の内側」、そして「育つ環境、親と子」が本作のテーマであると言えよう。 続編として見ても秀逸 テイルズ オブ シリーズにおいては、続編として作られていながらも色々破綻してしまったものもある。だが、本作のシナリオに関してはまさしく『ファンタジア』の裏側を描いたとも言える内容となっており、この作品と本編を組み合わせる事で「『テイルズ オブ ファンタジア』という作品は完全なものとなる」との意見もある。 本編のキャラクターはあまり活躍せず、ゲスト出演程度の出番しかない。しかしその少ない登場で本編のキャラクターたちのその後の心境やダオスとの戦いについての考えが十分伝わるため、問題というよりむしろそれ故に本作の主人公たちのシナリオに集中でき、なおかつ本編のファンはイメージを崩すことなくプレイできると評する者も多い。 ただし本編のファンの中には、そのあまりの雰囲気の違い等の理由から、この作品を否定的に見る者も少なからず存在するのも事実で、この辺はやはり続編物として避ける事の出来ない宿命か。 親としてのプレイヤー ディオとメルの親となったプレイヤーはディオとメルの名前の変更だけではなく、プレイヤー自身の呼ばれ方も変えられる。名前で「○○さん」と呼ばせるのは勿論、「お父さん」や「お姉ちゃん」、さらに「偉大なる指導者様」、「ご主人様」と呼ばせることも可能。 また、第一部のみだが、ボスを倒すごとに双子がプレイヤーに問いかけてくる質問の答え方によって、「性格」の値が変化する。 上記の要素から本作はシリーズ中もっともプレイヤーと登場キャラクターの距離が近いと言われ、操作キャラクターたちに非常に愛着がわく。 ナレーターも高評価 ふしぎ ふしぎ。 キャラクターの動きだけではなく、キャラクターのその場の心の描写などを解説。 GBCの、本編と比べて少ない容量と小さなドット絵で表現しきれない描写を演出するための苦肉の策とも言えるが、まるで絵本を読んでいるようなテキストと挿入されるタイミングにより他のテイルズ オブ シリーズにはない独特の雰囲気を演出するのに成功している。(参考動画(ニコニコ)) GBCとしては頑張っている音楽 流石にSFC版やPS版の元の曲と比べるのは酷だが、それでも十分に曲の雰囲気は出ている為、GBA版『ファンタジア』のチープなPSG音のアレンジよりも良いという意見も多く上がっている。 本作オリジナルの「DARK MIND」「JUDGEMENT」等の曲の評価はかなり高い。 良くも悪くも力を入れすぎのおまけ要素 メインストーリーをクリアすると『ドルアーガの塔』のダンジョンが登場する。(参考動画(ニコニコ)) 流石に本家に比べ簡略化はされているものの、ダンジョンは全60階あり、更に途中で条件を満たしていないとZAPで飛ばされてしまうなど、雰囲気は出ている。 塔にしか出てこない多くのモンスターやクリア後のイベント、そしてエンディングロールもドルアーガの塔用に用意されており、良くも悪くも「おまけに力入れすぎ」と評されることも。 問題点 戦闘関連 戦闘システムがアクション性の高い戦闘を売りにしているテイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近いものとなってしまっている。本作のプレイ人口の少なさの最大の原因と言っても過言ではない。 ハードスペック上仕方ない所もあるのだが、シリーズ通じての特色であるアクション性の高い戦闘システムではない、という点は言うまでもなく異色で、それ故に批判意見が集まっていると言える。 一応、部分でアクション要素がある事もあり、シリーズのリニアモーションバトルシステムらしい雰囲気を出そうと頑張っているのは解るのだが、やはり根底の仕様はどうしようもない。 本作の戦闘バランスはかなりタイトになってしまっている事もあり、「ストーリーは良いのに、(先が見たくても)戦闘がきつすぎる」という意見がよく上がる。 中でもラスボスはシリーズ最強ともいわれる程。 ものすごい威力の全体攻撃に加え、かなりの頻度で回復したり、防御を固めたりする。これだけでもかなり厳しいのだが、素早さが非常に高いため、ディオ達の素早さが低いと連続行動を許してしまう。場合によっては、最大レベルであってもまともな方法で倒すにはかなり運の要素が絡む。 ただし、ディオ達を計画的に育成した場合は、それほど強敵ではない。ディオ、あるいはメル1人だけでラスボスを倒すことも十分可能である。 そうでない場合、後述するある種の救済措置である「バキュラ戦法」に頼らざるを得なくなり、長期戦が確実となる。 コスチューム関連 レベルアップの際に着ていたコスチュームに応じて能力の増減に影響があるため、コスチュームの運用方法によっては能力が偏ったり、器用貧乏になってしまい、場合によっては一層攻略が難しくなってしまう。 キャラクターのレベルとは別に、着ているコスチュームをマスターするために必要な、いわばコスチュームの経験値である「コスチュームポイント(CP)」という概念がある。 CPが溜まるとそのコスチュームで特技を使えるようになるほか、マスターした種類のコスチュームは合成して新しいコスチュームを作る「オーダーメイド」に使えるようになる。 たいていの上位コスチュームは着用条件として、下位のコスチュームをマスターしておく必要があるが、それだけではなく「人生経験」が設定された数値以上無いと着られないようになっている。コスチュームを1種類マスターすると人生経験の値が1上がり、上位のコスチュームを着るには多くのコスチュームをマスターして人生経験を積む必要がある。 従って、コスチューム育成と同時にディオ達のステータス成長にも気を配る必要があるため、管理が難しくなってしまっている。 強力なコスチュームを着られるようにするには、基本となる様々なコスチュームをマスターしなければならないため、この問題が厄介なものになっている。 実戦運用を見越したレベルアップを考慮しすぎてコスチュームをいくつかに固定させてしまうと「人生経験」が上がらず、強力なコスチュームを着ることが出来なくなる。 かといってコスチュームマスターを優先すると、特技が解放されたマスター済みのコスチュームはすぐに着替え、未マスターのコスチュームを戦闘で運用することになる。また、高い能力成長補正を持つコスチュームに固定せず様々な種類でレベルアップしていると、能力が伸び悩んだままにもなりかねない。任意でレベルアップをさせることが出来るならまだしも、勿論そんな事が出来る訳はない。 なお、コスチュームを着替えるには、コスチュームケースがある場所に戻るか、消費アイテムが必要。 実戦運用が難しくなってしまうと「バキュラ」のコスチュームをディオまたはメルに着せてボスのTP(*5)が尽きるのを待つ「バキュラ戦法」以外に道が無くなってしまう。 もっとも、育成が上手く行っても最終的に着せるコスチュームは、ディオは高い攻撃力と圧倒的な速さを持つ上に魔法全般耐性まで持つ非常に強力な「忍者頭(にんじゃがしら)」、メルは高性能な回復技と魔法全般耐性を持つ「ミント」の組み合わせ、のほぼ一択。 これらのコスチュームを手に入れてからはあらゆるコスチュームが下位互換となり、「好きなコスチュームを着てダンジョンを攻略」という自由度が大幅に減少してしまう。 + バキュラとそのコスチューム及び、バキュラ戦法について 元はナムコのシューティングゲーム『ゼビウス』に登場する敵で、256発打ち込めば破壊出来るという都市伝説(*6)をネタにしたコスチューム。 着るとHPが強制的に256になってしまうが、如何なる攻撃でも1しかダメージを受けず、また、本作では敵も特技を使う時にTPを消費する仕様になっており、どの敵もバキュラを破壊出来る256発も特技を使えない(その前にTP切れを起こす)ために、他の仲間が力尽きてもバキュラで敵のTP切れを待って、その後で仲間を復活させて一気に攻め掛かるという戦法を取る事が出来る。 つまり、育成失敗して能力的に問題のあるキャラクターとなってしまった場合は、雑魚はともかくボス敵に関してはこれを着せて壁役に徹底させるしか無くなってしまうということ。 育成に関しては、このゲームでもっとも大切なパラメータである素早さの成長を考え、レベルアップ直前に「忍者頭」や「すず」に着替えさせる事が多いが、或いは全パラメータが高成長する事から「ダオス(*7)」にするケースもある。 いずれにせよ、レベルアップ直前にいちいち着替えるのはかなり面倒なのだが…。 従来のシリーズのようにリニアモーションバトルであれば、偏りすぎたステータスも多少プレイヤーのテクニックでカバーできたかもしれず、また他のコスチュームより弱いコスチュームでも操作性によっては十分楽しめたであろう事を考えると、これもまた本作のターン制という戦闘システムにより発生してしまった問題といえる。 余談になるが、このシステムに対しての批判があったためかは不明だが、『なりきりダンジョン2』と『同3』ではコスチュームごとのレベルに育成要素が一元化されるようになった。 鬱要素がある 本作を指して鬱ゲーとする意見がかなり多い。 鬱要素としてよく上がるのが本作のシナリオ第二部・ヴァルハラ村・悪徳商人ボエボエ・魔鏡イベントである。 公式サイトやパッケージなどを見る限りでは、これ程陰鬱な気分になる要素があるゲームにはおよそ見えず、ギャップ故に余計にトラウマになってしまった、というプレイヤーも多い。 また、本作の文章はゲームの容量、あるいは画面の解像度の問題もあるのだろうが、基本的にひらがなとカタカナで構成されている。 その中でも一部の字と「死」のみは強調して漢字で表記してある他、本作の鬱要素は人の死だけでなく、今生きている人の心の弱さ、脆さ、醜さといった人間の裏の部分を抉り取るように演出している。 + 各イベントの大まかな概要 シナリオ第二部 ネタバレ防止のため深くは記述できないが、13歳の子どもにはあまりにも厳しい試練と現実がある。 過去ヴァルハラ村 ヴァルハラ村は戦争で肉親を失ってしまった者や、各地で虐げられ、追いやられてしまった者が集う村である。それ故に雰囲気は非常に重苦しく、人間のどす黒い部分も見られる。特に死を望む男、妻と息子を亡くした老人、頼まれごとに登場する発狂した少女は多くのプレイヤーの心に残った(トラウマになったという者も)。そして約100年後、途端に裕福となったこの村の人々は金の亡者となり心の中が貧しくなっていく。なんともリアルで汚い人間の心を描いている。 悪徳商人ボエボエ かなりの鬱イベントで、救われない人の業を描いている。ある意味本作のもう1つの本編である。本作だけではなくテイルズ オブ シリーズ全体を通して見ても屈指の完成度と重厚なシナリオを誇るサブイベント。まさに本作の鬱要素、プレイヤー(親)から受けるディオとメル(子ども)への影響、ヴァルハラ村を表現しているイベントである。ちなみに、この「ボエボエ」という名前もあくまでデフォルトの設定であり、実は変更が出来る。良くある「名前を入力して下さい」というものとは違うナビゲーションメッセージが名前を入力する際に表示されるのだが、これまた色々な意味で強烈に印象に残るものになっている。しかも、イベントの内容が内容なので余計に複雑な気分になる。 + ボエボエの名前設定時のナビゲーションメッセージ。ネタバレ(?)注意。 「あなたがおもう、いやな人のなまえは?」 魔鏡 こちらもネタバレ防止のため深くは記述はできないが、一部の本編キャラクターのストーリーが鬱すぎるとの意見が多々ある(チェスター、アーチェ、すずが特に言われている)。ちなみに、このイベントの内のチェスターのものの中で出て来る誤字(にどど(*8))は批判を浴びており、イベントの内容が内容だけにネタにして笑い飛ばす事も出来ないというのが追い打ちになっている。 哲学的な問い 第二部から登場するボスキャラクター、魔鏡イベントでのとある男女のテキストが非常に哲学的である。 他のRPGでも哲学的な問いや発言は存在するのだが、本作の場合、問題は登場キャラクター達がそれに対して明確な答えや見解、解釈を示さないため、必然的にその問いに対する回答や解釈は完全にプレイヤー依存となる。 しかもそれらの哲学的な質問はいくら議論しても答えが出ないような難解なものばかりで、多くのプレイヤーが悩まされた。 そこまでの難題を示すのならば、せめてなにか指針のようなものは欲しいという意見が出るのも無理はないが、この作品は全体を通して「答えは自分で考えろ」というスタイルであり(本編もその傾向がある)、自分で考えることにこそ意味がある。 総評 ストーリーの重さで言えば恐らくはシリーズでも一二を争うものであり、そういった意味でも異質な作品である。 そのシナリオは深く練り込まれており、人のダークな面も含めた描写はもはや見事の一言で、続編として見ても『ファンタジア』を見事に補完している傑作である。 『ファンタジア』のシナリオやキャラクターに深く触れず、新たに判明していく謎、本編で特に触れられなかった物語をメインにした外伝的なスタンスは『ファンタジア』のファンにもおおむね好意的に受けいれられたが、もちろんそうではないファンもいるのは事実である。 全編を通じての「過去の罪」と「純粋な心」という、関連性のなさそうな2つのテーマが上手くシナリオに噛み合っている。 そして、リアルな人物描写故に考えさせられる所も多い。ヴァルハラ村やボエボエのイベント等、RPGの肝であるシナリオ・ストーリーに関しては、暗く重いものが受け付けないといったような事がなければ十分にプレイヤーを引き込めるものとなっている。 ストーリーだけでなく、独特な言い回しのナレーターや、親としてゲームに参加できるシステムなど、他のテイルズ オブ シリーズにはない面白さも持ち合わせている。 それだけに、ハード性能の問題もあるとはいえ、テイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近い戦闘システムになってしまっている事やシビアすぎる戦闘バランスといった要素が惜しまれる。 本作を評価する上での定番となっているのが「戦闘システムがリニアモーションバトルシステムだったら文句なしなのに」といったようなもので、それ故に戦闘システムを改良したリメイクを望む声も多く出る事になった。 その後 ファンのリメイクを望む声に応えてか、2010年8月5日にPSP用ソフトとして『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』が発売された。 戦闘システムはシリーズおなじみのリニアモーションバトルになり、一部の要素が賛否両論あるものの、おおむね高評価を得ている。 だがそれ以外の点…特にシナリオやキャラクター面は、本作のダークな面の描写などを必要以上に改変・削除してしまい、不自然な迄に軽い作風にされてしまった。 それどころか、開発陣の趣味嗜好を無理やりぶち込んだとしか思えない、お粗末な新設定や新キャラによる原作レイプと言わざるをえない状態に。 また、原作どころか大元の『ファンタジア』のシナリオ展開にまで重篤な悪影響を及ぼしているものまである始末である。 本作オリジナル曲がすべて差し替えられているなどといった点も含め、完成度は低く、特にシリーズファンからは腫物のような扱いをされる事となってしまった。 原作発売時に生まれていなかったプレイヤーや、原作未プレイのプレイヤーによって、内容が別物レベルで異なる原作なりダンと、なりダンXと一緒くたにしてしまった「なりダン許すまじ」との声が多々ある点は残念なことであろう。 できることなら、現在で、原作なりダンを何らかの形で配信してプレイできる状態にしてほしいものである。 余談 本作のシナリオを手がけたライターの新免G之進(しんめんじーのしん)氏は、メインストーリークリア後に入れるスタッフルームにおいて「この作品の主人公は、実は…○○○です。」と、ディオ達が本作における本当の意味での主人公ではないとしている。 実際に誰を主人公としているのかは敢えて伏せさせて頂くが、クリアした上でそれを聞くと確かに納得がいくものとなっている。 また、同時に「本作は『ファンタジア』の続編であるけれど、ここで描かれた物語はあくまで「可能性の1つ」でしかなく、本当の『ファンタジア』の続編はプレイヤーがそれぞれに思い描くものです。」(意訳)とも発言している。 実際の内容も非常に優れているが、公式という立場でありながらプレイヤーの想像の余地を奪わず、また、プレイヤーの思い描く想像を否定しないスタンスを示したことは高く評価されている。 勿論、これで内容がお粗末であれば「ただの逃げでしかない」と批判されてしまうのは言うまでもなく、ライターのシナリオへの強い自信が垣間見える。 そして本作シナリオがライターの自信に応えうるだけの逸品であるというのは、各所のコミュニティやレビューサイトにおいてシナリオ面への批判がほぼ見られないという事実が示す通りである。
https://w.atwiki.jp/vitello24/pages/11.html
テイルズ作品4タイトル決定!! 「テイルズオブイノセンス」DS 「テイルズオブデスティニーディレクターズカット」PS2 「テイルズオブリバース」(PSP移植) 「テイルズオブシンフォニア~ラタトクスの騎士~」Wii すごいではないですか!!すごく楽しみです!! 最近DRにはまっています。 2週目を少しずつ進めてはいるものナカナカ進まない↓↓↓ 1週目で逃がしたサブイベントを2週目でやるのが楽しい!! アルカナルインの最終階のバルバトスを倒すのがとても楽しい↑↑↑ あと、DRの面白い動画を見つけました!! デスティニー逆再生ブラストキャリバー
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総評 83点 【★★★★☆】 時間 シナリオ 調整 操作 独自 価値 キャラ やり込み グラフィック その他 評価 5 4 5 4 4 4 5 3 5 4 DSで発売されたテイルズ3作目は3Dの道を捨てた久々の2Dテイルズ。 どういう方向転換があったかは知らないが、戦闘システムはリメイクデスティニーにかなり近い。 主題歌もDEEN、武器変更無し(固定装備成長型)、王道展開多、加えて戦闘システムと全体的にデスティニーに近しい構成の作品。 「想いの力が、世界を変える。」 使い古されたテーマながら独自の設定と据え置き機種のテイルズ作品に勝るとも劣らないゲーム内容で、見事に良作と呼べる作品に仕上がっている。もうDSのテイルズを卑下する必要は無くなったと言っていいだろう。 1:プレイ時間 【★★★★★】 クリアまで35~40時間程度。隠しダンジョンクリアまで+5時間。その他サブイベント充足で+10時間強。DSのRPGもついにこのボリュームに達したか、という印象でボリュームはPS2で出ているそこいらのRPGを超えている。 サブイベントをこなすことで旧作や他作品(アイマスやドルアーガ等)からのゲスト召喚アイテムが入手できるようになっており、面倒なサブイベントの数々もこなそうという意欲を湧かせてくれる。○。 2:ストーリー(シナリオ) 【★★★★☆】 あらすじ:幼い頃に両親を亡くし、剣術の達人である祖父の元で修業に励んできた主人公・シング=メテオライイトの暮らす海沿いの街。そこに、ある日一組の兄妹が流れ着いていた。ぶっきらぼうな男と、可憐な少女。目覚めた二人に話を聞けば、どうやら二人はシングの祖父に用があったらしい。祖父は剣術の達人であると同時に、人の心にリンクする力を持った特殊な武器・ソーマの使い手でもあった。それを知るシングは二人の意図を理解しつつも、その少女に良いところを見せようと自身がソーマの使い手だと偽り二人を導いてしまう。この出会いが全ての始まりであることに、まだ気づくこともなく―― 分かたれた心を集めるために世界を巡るのが前半の流れとなり、徐々に明らかになる真の敵との戦いを描くのが後半の流れ。はじめに世界中の街を一通りまわって、それから本編が始まる流れがいかにもテイルズシリーズらしいシナリオ構成。 主人公一行それぞれにはっきりした行動目的があり、中盤~後半には一人ずつ順番に焦点が当てられ各々の問題に立ち向かって行く構成も非常にRPG「らしい」つくりで高印象。こんな基本さえできていないRPGのなんと多いことか、ということを改めて思い出させてくれる。同行のきっかけはキャラそれぞれであっても、隠された理由があったり、その後真の決意があったり、してこその「一行」である。 ラストのまとめ方、特にリチア関係はもう少し救いに満ちた方向に進めた方が作品にはマッチしていたように思う。一部物語途中での脱落者が出た時点で薄々感じさせられてはいたが。どちらかといえば心の力でなんでも乗り越えられてしまう類の話であるのだから、いっそ円満なラストに向かわせた方がより「らしい」物語になったと思われる。……うん、単に管理人の趣味でもあるけど。 何箇所か泣ける場面もあり良。 3:難易度設定・調整 【★★★★★】 難易度は高くないがあんまり雑魚を無視しているとちゃんとボスで苦戦する、上手い調整。 管理人は、シンボルエンカウントのゲームの評価基準として「初期配置の雑魚と一通り戦った時」を用いる。つまり、マップ切り替えを行わない限りシンボルが復活しない本作のようなパターンでは、一度かぎりながら雑魚は掃討しながら進んだ状態を基本として難易度を見ている。 スピルメイズ内でも多少運に左右される面はあるものの、雑魚や宝箱を無視せずに進めばそれほどストレス無く進めるようになっているのも良い。(詳しくは後述) ただし、隠しボスが少し手応えが無いか。終盤のボスもそうだが、どうも鋼体頼りの強さ設定になっている。殴っても相手のリアクションが無いと戦っている感覚が良くない。 4:操作感(プレイ感覚) 【★★★★☆】 戦闘に関してはリメイクデスティニー準拠の、特技奥義使い放題システムであり爽快感◎。 2Dになり戦闘の幅が狭まっているのは確かだが、本作ではバックステップやエイミングステップがスキルによって高速化されており、上下左右縦横無尽に動き回りながら戦闘が行える。従来の2Dテイルズではどうも移動に関してはもっさりしていたがよく改善されている。 メニュー画面がちと込み合っており見難い面はあるものの、レスポンスは良くストレスは感じない。 また、イノセンスで最大の失敗だったダンジョンのミニマップ(ナビマップ)がしっかり用意されており改善の意思を感じられる。○。宝箱なども表示される便利仕様。 減点対象はクリア後である。 クリア後は主に隠しダンジョンやサブイベントを行っていくのだが、どちらもスピルメイズという名のランダムダンジョンであり、同じようなことばかりをやっているように感じられてしまい面白味が薄い。スピルメイズが本作最大の特徴であり、それを隠しダンジョンでも使うのは分かる。分かるのだが、もう少し工夫、何らかの楽しめる要素が必要。それが無いばかりに、作業感の強い隠しダンジョンになってしまっている。(イノセンス同様、50階まで単に潜ってボスを倒すだけの隠しダンジョンであるがゆえ。10階ずつ飛べるようになっているのは素晴らしい改善なのだが。) 期間限定サブイベントが多く、クリア後では図鑑が集まらないのはテイルズではいつも通り。 5:独自システム 【★★★★☆】 →スピルメイズ 本作のテーマである「人の心へのリンク」により生じる、ランダム生成ダンジョン。 タイムリミットが用意されており、移動するにつれて減少する数値を、配置されている宝箱を開けたり雑魚を倒したりすることで回復させながら進むことになる。ゆえに、このオブジェクトの設置具合と出口の位置によって大きく難易度が変わる。スムーズに行く時はあっさりクリアできるものの、道を2度も間違えればかなり厳しい状況になる。 前述の通り、これをそのままそこかしこで使いすぎているのがマンネリ感の原因になっていて惜しい。 →治癒石 本作には料理システムが無くなった。その代わりであろう回復システム。 店で発動条件や回復量に関する設定項目を購入し、設定しておくと戦闘中・戦闘後に自動的にHPが回復する。これが少し便利すぎており、後半お金をかけて強化してやると一回の戦闘で4回も5回も回復できてしまう。その回復量に関しても項目さえ揃えば好きな値から蘇生まで行えてしまう。もう少し抑えるべきだった。 →ソーマエボルブ ソーマはそれ自体が成長し、姿と能力を変えてゆく。 この成長には3種類の選択肢が与えられており、「ステータス」「スキル」「技」の中からそれぞれ2つを選ぶことになる。スキルや技は習得を見送ってしまうとその多くは最後まで覚えられないのだが、ステータスを選ばずにいると能力の伸びがかなり小さくなり、ゲームを進めるのが辛くなる。選択肢を与え自由度を与えているのは良い。ただ、クリア後に引き継ぎ等が無く網羅することができないのが惜しい。 →ソーマビルド ソーマエボルブによって異なる項目を選択できるようになる。 敵からのドロップアイテムやダンジョンでの宝箱などから素材アイテムを集め、それを消費してスキルを覚えたりステータスを上昇させたりと、各キャラの専用装備であるソーマはそれ自体を育ててゆく。 雑魚をしっかりたおしてゆけば気持ち良くスキルを習得してゆけるが、それを疎かにしているとキャラが育たなくなる。そういう意味で、ゲーム全体のバランスを取るシステム。○。 ちと中盤~後半に新しい素材が手に入る頻度が下がり進まなくなる。 →援護攻撃 本作ではショートカット(コネクトパネル)に控えのキャラを設定しておくことができる。 つまり戦闘に参加していないキャラの援護もつけることができ、戦闘の幅が広がっている。 6:価値 【★★★★☆】 管理人の購入価格:4980円 決して安くはないが、それに見合うだけの内容は伴っている。 テイルズ好きでなくても、十分楽しめるだろう。逆に問題点を挙げるとすれば、他のDSのテイルズはプレイできなくなってしまうかもしれないことだろうか。 しかし……CG版が可哀想すぎる。アニメ版よりも1500円以上も安いてなんぞこれ。 7:キャラクター 【★★★★★】 相変わらずの全味方キャラ魅力的っぷりで五つ星。一人一人にしっかりとしたエピソードが用意されていたのも理由ながら、味方一行のみならず主人公のライバルキャラ等NPCにも主人公たち並みのドラマが用意されているのも◎。 べリル可愛いよべリル 8:やりこみ要素 【★★★☆☆】 既に述べているように、隠しダンジョンはただ潜るだけ。一応途中でランダムに落ちている生き物を助ける(拾う)という仕事もあるが、面倒くさいだけである。しかもバグでラスボスを倒すたびにリセットされる。 もう少し遊び心を込めて欲しかった。 ただ、クリア後に追加されるイベントの類もそれなりにあり、またサブイベントで塊魂・パックマン・ミスタードリラー・太鼓の達人などをモチーフにしたキャラとも戦うことができたりと遊び心は満載。自軍の援護にも様々なキャラが呼べて楽しい。こういったゲスト参戦は良い企画。 9:グラフィック・アニメ 【★★★★★】 本作のOPは上下2画面を両方とも使ったフルアニメーション。 加えて、本編でも要所要所で数分間にわたる長回しのアニメムービーが入る充実っぷり。 ……まぁ、CG版とアニメ版を出しており両者の差異はムービーパートのみなのだから当然といえば当然だが。デザインもゲームが3Dから2Dになり表情がよく表現されていると共に、マップ画面の絵も多く用意されていてよく動く。◎。 10:その他 【★★★★☆】 やはり男ボーカルのテイルズ主題歌は合う。どうもD2やRのようなしっとりした女声音楽は管理人のテイルズのイメージにはいま一つ合致していないため、再用でもDEENは○。 CG版はどうせCG版にするならばステータス画面の立ち絵やスキットもCGで用意するべきだったか。ちと中途半端な構成になってしまっているのが謎である。ゆえに逆のアニメ版は統一されているように映る。 結局Gradeを稼げる施設はなくなってしまった。残念。